料理人であった初代は漁師の友人の船に乗り、釣りたてのヤリイカを初めて捌いた時、その活きのよいイカの透明な輝きと、歯ごたえのある美味しさに驚き、決意しました。この美味しさを知ってもらうために、日本で最初のいけす料理屋をはじめる。そうして、イカ活き造りは誕生しました。
活魚の中でも、イカはとても繊細なため、綺麗な水質でなければなりません。いかに、綺麗な海水を保持し続けるか。試行錯誤の結果、辿り着いたのは基本に忠実であること。
イカの育った海の中を、輸送し浄化した後に水槽へと入れていきます。環境の変化が少なく、ストレスのないイカや活魚は、味が落ちることなく、活きのよさを保ち続けるのです。
※呼子のイカを中心に、各地の厳選した新鮮なイカを使用しています。
捌く瞬間のみしか触れず、変化しやすい食感や味わいを保つ。水温や人の体温による変化でストレスを感じやすいイカ。
海から上がって、お客様がお召し上がりになるまでに触るのは一度だけ。
イカの美味しさを追及してきた河太郎ならではの心得です。
透明で美しく、口に入れるとコリコリとした食感ととろけるような甘味。さばきたてだからこそ味わえる甘味と鮮度抜群のいかの輝きは格別です。
時間がたてば透明さも失われ、食感もうまみも変わってしまいます。熟練の職人がイカ本来の美味しさを最大限に引き出す見事な手さばきで調理しますので、旨味、甘味、鮮度を逃しません。
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